【自作したWordPressプラグインを更新管理する方法】SVNクライアントを使ってやっています

WordPressのバージョンがアップしたことに伴って、私が作ったWordPressプラグイン「Newpost Catch」の更新をすることになりました。

1ヶ月ぶりで、ちょっと手順を忘れそうになったので、今回は完全に自分メモに近いんですが、wordpress.orgで配布している「Newpost Catch」プラグインの更新の流れを書きました。

ああ、こんな流れなんだ~、みたいのはなんとなくご理解いただけるかもしれません。お暇でしたら、どうぞご覧下さい。

「SmartSVN」ポータブル版のダウンロード

SVNクライアントを使って更新をするんですが、私は「SmartSVN」を使っています。「SmartSVN」はコンテキストメニュー(windowsの場合だと、右クリックで出るメニュー)に組み込まれないので、余計なメニュー項目を増やしたくない自分にピッタリなんです。

というわけで、こちらが配布サイトです。ページ右上の「Download」をクリック。

(2013/03/23追記:サイトデザインリニューアルしたみたいです。下の様な感じじゃないかもです)

ポータブル版のダウンロードをします。「older versions」をクリック。

ポータブル版は無料です。私はwindows版をダウンロードしました。こちらはご使用の環境に合わせてください。

(2013/03/23追記:現在はユーザー登録をするとダウンロードリンクをメールで受け取ることが出来る様に変わりました)

「SmartSVN」クライアントの起動

ダウンロードしたファイルを解凍すると、「bin」フォルダ内に「smartsvnc.exe」がありますので、クリック。

起動しますと、pro版がお試しで30日間使えます。期間を過ぎていると下の画面のように「pro版にしようぜ」と通知してくれていますね。ポータブル版でとりあえずは大丈夫なので、スルー。「Continue」をクリック。

プロジェクトの選択

もうプロジェクトを作成されている場合は、下のように一覧に表示されています。(すいません、プロジェクトの作成については省略しています。また機会があれば書くかもです。)というわけで、「newpost-catch-trunk」というプロジェクトを開きます。

例として「readme.txt」ファイルを更新

プロジェクトを開くと、指定したローカルディレクトリにあるファイルが、更新されているかどうか、わかるようになっています。

ここ、ちょっと意味がわからないかもしれませんが、例として「readme.txt」を変更したものが下の画像です。

「readme.txt」の「Local State」の項目が「Modified」に変更されています。これは「ローカルのreadme.txtファイルは編集されていますよ」ということですね。

更新したファイルをwordpress.orgのリポジトリにコミット

ローカルのファイルは変更したんですが、肝心のwordpress.orgで配布されているファイルも同じように更新する必要があります。

ここで、対象となるファイル、今回は「readme.txt」なので右クリックで「Commit」をクリック。

コミットメッセージを入れなくてもいいですか?と聞いてきます。コミットメッセージを入れましょう。

リポジトリへの接続のため、必要な情報を入力する

wordpress.orgでプラグインを配布するために、以下の入力すべき情報はここの手順を踏んでいればすでに入手済みのはず・・・それぞれ入力します。

ここまでで、作業は完了です。プラグインページを見ると、無事更新されていますね。

更新が完了すると、メール通知してもらえます

ちゃんと更新されているかな?と不安な場合は、wordpress.orgからコミットが成功すると更新通知メールが届きますので、内容を確認しましょう。

「Tested up to 3.3.2」に変更されていることがわかると思います。いや~、こういう仕組みは便利ですねぇ。

というわけで、駆け足でしたが私はこうやってWordPressプラグインを更新管理しています。途中省略した部分もあるんですが、更新の流れだけでもご参考としていただけますと幸いです。

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著者:bouya Imamura