【Twitterで万が一嫌がらせや脅迫行為をするユーザーがいた場合、そのユーザーを報告する方法】

自分とか周りに何かあったわけじゃないんですが、サービスを利用するからには、こういったこともあらかじめ理解しておくことも必要じゃないかと思います。

というわけでして、Twitter公式サイトにある「嫌がらせや迷惑行為の報告 | Twitterヘルプセンター」から、嫌がらせや脅迫行為をするユーザーを報告することができます。「どういった問題があるのか」選択肢がすでに用意されています。

ご自身が遭遇している状況にもっとも近いものを選択しましょう。

どんな選択肢があるかというと・・・

攻撃的、無礼、意見の相違
嫌がらせ行為
身体の安全または健康を脅かす暴力的脅迫
個人情報または写真の公開
スパムを投稿しているユーザーがいる

といったものです。

報告をする前に、まずは自分が取るべき行動をおさらいしましょう

と、ここで嫌がらせや脅迫行為をするユーザーを報告をする前に「オンライン上の嫌がらせ」をまずは読んだ方がいいかもしれないです。まずは自分でもできることとして、

  • 嫌がらせをする側にならない
  • 個人情報を共有しない
  • ブロックし、無視する
  • 地元の警察や信頼できる人に連絡する

など「嫌がらせや脅迫行為をするユーザー」に対してどう対応することが望ましいのか、解説されています。その解説を参考にしてTwitterのブロックやフォロー解除、非公開の設定をされたり。そんな対応をまずは検討されるのが、順序としては始まりかもしれないです。

Twitter ツールを使ってブロックやフォロー解除、非公開設定ができます

というわけで、具体的な対応方法が下記のリンク先で解説されています。参考になりますね。

下記の「違反報告」についてもあわせて参考になります。

違反報告

ヘルプセンターの内容はチェックしておこう

オンライン上の嫌がらせ(2014/12/03に確認 大幅に内容が変更されました)」の下記4点は大事な事ばかり書いてありますので、確認しました。

1.どういうタイミングで報告をするか

許せないような物事や望ましくないコミュニケーションはインターネットのありとあらゆる場所で起きています。こうした言動が常にオンライン上の嫌がらせに該当するわけではありません。嫌な感じのする@返信を見た場合や受け取った場合は、そのユーザーのフォローを解除し、すべてのコミュニケーションを中止することをおすすめします。

Twitterの使い方はほんとそれぞれ・・・自分にとって軽く流せる話題でも、そうじゃない人だっていますね。その逆もありで。これはもう、自分の尺度で考えていいと思っています。

相手が反応しなくなると、嫌がらせをしているユーザーの多くが興味を失います。当該のユーザーが友達であれば、オンライン上ではない場所で問題の解決を試みてください。問題が両者の誤解に基づくものであれば、実際に会ったり、信用できる別の人の力を借りることで誤解を解ける場合があります。

「スルー」ってやつですね。ただ、それをできない関係性になっていることもありますよね。顔見て話せばわかることもあるかもしれないです。「Twitter上ではxxって書いたけど、実は○○なんだ」みたいな。

そういう誤解をなるべく与えないように、特に相手に感情を表明したい場合には、絵文字で捕ったりしますもんね。ネット上のコミュニケーションもむずいですね、ほんと。

Twitter上での自分宛ての不愉快な@返信が止まず、オンライン上の嫌がらせに相当すると感じたときは、こちらより当該行為をTwitterにご報告ください。

ちなみに「報告」についてですが・・・以前は被害を受けている本人・または本人から正式に依頼された代理人のみ行えたのですが、本人以外でも報告できるようになったとのことです。友人や有名人の代わりに報告できるってことか~。

あわせてブロック機能も改善されたようです。今は少数の方だけ使えるそうですが、数週間ほどですべてのユーザーが利用できるそうです。

皆さんにTwitterをより安心、安全にご利用いただくために、いやがらせ等の報告と、ブロック機能を改善しました。

2.危険だと思ったら警察に連絡しよう

物理的な危険を感じたときは、地域の警察に連絡して問題解決の手段を講じてもらってください。

警察に連絡することを決めた場合は、以下を実施してください。

  • 脅迫的なメッセージまたは嫌がらせのメッセージをプリントアウトやスクリーンショットで保存しておく。
  • 危険を感じる理由を詳しく説明できるようにする。
  • その他のウェブサイトで行われた嫌がらせ行為の証拠など、この問題に関連すると思われる人物についての情報を提供できるようにする。
  • これまでに行われた自分への脅迫行為について、すべての情報を提供できるようにする。

この内容はこちらよりTwitterにも報告できます。

用意するものが具体的に書いてあります。「これはやばい・・・」と感じたら、忘れずにすぐやっておきましょう。

3.身近な人に相談しよう

見たくない言葉や傷付くような言葉が交わされるようになったときは、家族や友達に相談してサポートやアドバイスを受けると良いでしょう。保護者や親しい友達に打ち明けることの利点は、現在の状況を自分がどうしたいのかが見えてきたり、感情を表に出すことで気持ちを切り替えられるようになることです。その他、以下のようなオンラインリソースも役に立ちます。

自分だけではどうにもならないこともある。そんな時は相談しよう。

4.困っている人がいたら助けよう

他人が嫌がらせを受けているのを見たが助ける方法が分からない、という場合もあるでしょう。こうした場合の推奨事項については、こちらのサポート記事をご覧ください。

脅迫的なメッセージまたは嫌がらせのメッセージが自分以外の人に向けられているのを見たときは、メッセージを受けているユーザーに心配を伝え、Twitterや警察に連絡するようすすめてください。

※2017/02/07に更新された「より安心してご利用いただくために(現在の状況)」についてもご参考ください。

  1. 嫌がらせアカウント作成の抑止
  2. セーフサーチ
  3. 嫌がらせと思われるものや質の低いツイートへの対処

の3項目での変更がありました。

Twitterだけじゃなくて、実社会でもいろいろありますね

Twitterを使うにしろ、他のソーシャルメディアを使うにしろ、それがネットを離れた実社会であるにしろ(ネットじゃないものを実社会と表現するのが正しいのかわからないですが)、ちょっとした誤解や見解の相違などから、本意ではない形で紛争に巻き込まれないとは限らないです。ですので、「困った場合には、どういうプロセスで対応すればいいのか」ということを、ちゃんと理解しておかないといけないとは思いました。

Twitterでは、今回ご紹介した通り、「報告できるように用意はされているんだなぁ」ってことだけでも覚えておいてもいいな、と思いました。

著者:bouya Imamura