【誰でもランキング参加!】100万点を超える大英図書館の資料画像から選ぶ人気ランキングサイト「大英図書館Lovers」を作りました

去年末に「大英図書館が資料画像をFlickrに公開、閲覧/利用可能になった」ことが話題になりました。「この画像を使って何か作りたいね~」と友達数人で話をしていたのですが、「誰でも気軽に投票できる、人気画像ランキングサイト」を作ることにしました。

それで、おおよそ形になりましたので公開しました。「大英図書館Lovers」というサイトです。

トップページはこんな感じです

「大英図書館Lovers」のトップページは、画面をスクロールするとどんどん読み込まれて新しい画像が表示されます。この中から、好きな画像を1つ選びます。

※大体のスマホ、タブレットには対応しています。大画面モニター等で表示すると、たまに新しい画像が読み込まれないこともあります。その場合はウインドウサイズを小さくしてスクロールすると読み込まれます。

好みの画像を選んでね!

選んだ画像と、もう一点画像が出てきますので、どちらか好きなほうを選んで「♥ THIS ;)」ボタンで投票!ここは、感覚的に。

どんどん好みの画像を選んでね!

投票した画像はそのままで、一方の画像がランダムで変わります。ここで「あ~、どっちかと言ったら右のほうが好きだな!」って場合は右の画像に投票。「やっぱり左の画像が好き!」という場合はもう一度同じ画像に投票。

そんな感じで、ポチポチっと押せるシンプルな仕組みにしました

「画像を2つ比べて、どっちが好みか選ぶ」というサイトです。感覚的に「これいいね。あ、これもいいね!」みたいなノリで利用してもらえると嬉しいです。

シェアしたり、他の画像に投票しよう!

同じ画像への投票は、1日一定回数まで可能です。何度か同じ画像に投票すると、下の画像のように「投票回数を超えましたので、画像をシェアしたり、別の画像に投票してください」みたいな文章が出ます。(文法が怪しいのはすいません・・・もっと簡潔でいい表現があったらご教示願いたいです><)

画像をソーシャルに共有しよう

画像をTwitter,Facebook,Google+に共有できます。例えば「この画像いいわ」とか「この画像、推しだわ。投票して~」みたいな。「この画像ってxxなんだよね~」みたいな画像に関する話題なども積極的に共有するのもいいかもです。

他の画像を探しにいこう

「他の画像を見たいな~」という場合は「☞ Vote other images.」をクリック。すると、別の画像がランダムで表示されます。画像はめちゃくちゃありますんで、選びまくれます。好みの画像がたくさん見つかると嬉しいです。

画像人気ランキングを見てみよう

「Rank TOP 50」では、投票数の多かった順から上位50点まで画像を表示しています。

人気画像が一覧でわかって、楽しい!

私個人的には、ランキングを眺めるのがとても楽しいです。テスト環境では、友達数人限定で公開してポチポチ投票してもらってたんですが「へぇ~。こんな画像が人気なんだなぁ~」って感じです。

もしかしてこのランキングの中にも、好みの画像を見つけられるかもしれないです。

おまけ1:画像登録数も表示して達成率をつけました

すいません。なにせ、100万点以上で量も膨大なので、段階を経て画像を登録しています。1日5~7千点を目途に追加登録していく予定です。(2014/03/13追記:やっていくうちに画像登録のプログラムを変えないといけない感じになってきました。なので、毎日追加ではなく、随時追加していく方向に変更しています。)まだまだ先は長いですね。(しかも、Flickrにアップされている画像の総数が、じわじわ増えてるんだけど!終わりは来るんでしょうかねw)

というわけで、ランキングページの下部に総数と登録数を表示しています。

また、「British Library」のFlickrにアップされている画像は「 No known copyright restrictions」となっている画像も多く、取扱いについては配慮し、運営していきます。

私の方で権利関係については書籍や大英図書館からの発表など情報を調べた上でサイトを制作しましたが、「もっとこうするほうがいいよ」とか、改善の余地がある場合は必要に応じて対策を行います。もし、何かしらの助言等がございましたら、是非ともご教示くださいますと助かります。

おまけ2:100万点以上の画像とデータについて

事前に、1点当たりの画像とテキストデータの容量を計算して、バッファも考慮して「まあ、容量については大丈夫」という感じです。

ただ、私個人的に懸念する点は大きく2つあります。

懸念1.記事数が気になる

「大英図書館Lovers」はWordPressで作られていて、1画像1記事として登録しています。(2014/04/25追記:WordPressやめて一から作り直しました。理由などは後日書きます~)これまで、100万記事超という数字は未経験でマジ震えます。ワクワクと不安が同時にやってくる感じの・・・。単純に「記事単位に焦点を絞ると、これだけの記事数を抱える事って可能なのかな。」という疑問はあります。が、やってみないとわからないのでやることにしました。

懸念2.トラフィック増えたらどうする

万が一トラフィックが増えてサイトの負荷が高くなったらどうするか、です。・・・この辺はシンプルに考えてサーバを変えることも検討しないと、ですね。そんなところまで行けると嬉しいんですけど、もしデータ移行となる場合はどうするよ・・・膨大すぎるw

というわけで、上記2点は現状で考えていてもしょうがないので、何か問題があればその時に対応、って感じです。

まとめ

人気画像ランキングをコンセプトにしたサイトは、巷を探すといくらでも見つかります。前々から楽しいなぁと思っていたので、この機会に「自分だったら、こんなのが欲しい」というものを作りました。その過程で、友達にも相談に乗ってもらったり動作テストに参加してもらったり、大変助かりました。

私はもともと、この類の画像が好きで「大英図書館の資料画像が利用できるようになった」ことには、とても感動しました。資料はどれもこれも興味深くて「いいもの」ばかりです。ですので、似たような嗜好を持ちの方に楽しんでもらいたいのはもちろん、これまで興味はなかったけど「ランキング見れたり投票できるのって楽しいな~」とか、そんな気軽なきっかけで「いいもの」に触れられるサービスを作ってみたいな~と思いました。

また、サイトを形にするまでに、今までやったことのない技術を習得する必要がありました。今後のために、個別に切り出して記事にしてメモっておこうと考えています。サイトはまだまだやることがいっぱいで、改善の余地を残しています。ただ、「えっ・・・?これどうやってやんだよww」みたいなことしかない。それを乗り越えるたびに、どんどん技術習得できて楽しいですね。その辺のことも、また個別で書こうと考えています。

という感じであまりまとまらず長々書きましたが、少しでも興味をお持ちでしたら是非とも「大英図書館Lovers」をご活用いただけますと幸いです!

著者:bouya Imamura